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2006年10月20日 (金)

ブースト系カード考察~その2~

さて、さてさてさてさて。
ちょっと間が開いてしまいましたが、前回のブースト系カード考察の続きです。

今回は、「属性ブースト」についてです。



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■属性をブーストする意味

属性のブーストは主に2種類の目的に使用されると考えられます。

 1.MPコストは低いが属性拘束が大きいカードをすばやく使用するため
 2.タッチ属性などメイン属性以外の属性値を補うため

です。
特殊な目的で「リセット後の復帰」「属性参照カードのため」がありますが、それについてはブーストとは少し異なる使用法なので省きます。

1について。
その属性拘束のみが大きいカードがデッキに対してどれほどの重要度かにより、
属性ブーストの重要性も変動します。
たとえば、【神風勅令】をキーにしたデッキにおいては光属性のブーストはかなり重要なものになるでしょう。

2について。
多属性のデッキを構築する際に属性供給を安定させる目的で使用します。
多属性になればなるほど4(炎炎)といった単属性では気にならないレベルの属性拘束が足を引っ張ります。
この属性部分を安定させることを目的にメインとは別の属性値をブーストカードで補う場合があります。


どれも非常に地味で、現状必要になる場面が少ないものばかりです。
属性値はMPと異なり消費せず、「一定値以上確保すればいい」ものです。
そのため、デッキ内のカードの属性拘束が3つが最大だとすれば4つ以上の属性値供給は不要となります。
つまり、属性値を供給するカードが死にカードとなるわけです。




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■属性ブーストカードの検証

属性値のブーストは積極的に採用されることは非常に稀かと思われます。
今回は、それぞれのカードの特性を見極めることで、死にカードを極力減らし快適な属性供給を目指してみます。

クリスタルで属性を賄おうとしているあなた。ちょっと見てってくださいな。




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【瞬○
[1(-)/20f] Sorcery
ターン終了時まで○属性+2を得る。
■リサイクル[ 2MP / 0f ]瞬○を捨て、カードを一枚引く。



最も代表的な属性ブーストカード。瞬シリーズです。
1MPを消費することで属性を+2得ることができ、必要ない場合はリサイクルも可能です。
そのため、死にカードとなりにくい性質を持っています。

しかし、得られる属性値は一時的なものであるため用途はかなり限られてきます。
おそらく、目的の「1」の為の使用がメインとなるでしょう。

そうなると必然的にデッキのキーになるカードの属性値補助の為に採用することになります。
以下に、MPコストより、属性拘束のほうが大きいカードをリストにしてみました。
このリストに含まれていてなおかつデッキのキーカードであるならば瞬シリーズ投入を検討してみては。


・属性値とMP比率で属性が多いカード一覧
【炎】
 結晶崩壊:2(炎炎)
 結晶破壊:4(炎炎炎)
 火炎放射:1(炎炎炎)
 無謀な格闘家:4(炎炎炎炎)
 赤国大統領:4(炎炎炎炎)
 緊急招集:5(炎炎炎炎炎)
 猫力:2(炎炎)
【風】
 緊急進化:3(風風)
 緑の小人:3(風風)
 繁殖地:3(風風)
【水】
 深淵の鮫:3(水水)
 時の減速:2(水水水水)
 魔の三角海域:3(水水)
 空想の鏡:3(水水)
 手札加速:3(水水)
 提灯鮟鱇:3(水水)
 精神抹消:3(水水)
 クリッター:3(水水水水水)
【闇】
 邪神の儀式:5(闇闇闇闇)
 突然死:3(闇闇)
 死体発掘:3(闇闇闇)
 不死の契約:3(闇闇闇)
 幽霊兵招集:4(闇闇闇闇)
【光】
 神風勅令:3(光光光光光)
 因果応報:3(光光)
 天罰光臨:4(光光光光)
 メンデルの槍:3(光光)
 召喚禁止:3(光光)
 警備兵:3(光光)
 平和な世界:2(光光)
 ミステリーサークル:2(光光)
 専守防衛:3(光光)
 キャトル・ミューティレーション:3(光光)
 ファントム・リム:3(光光)
【多】
 突沸:3(炎風)
 窒素の突風:3(水風)
 漏電:2(炎水)
 空想物体:3(炎水風光闇)
 火砕流:4(炎炎闇闇)


※蛇足ですが、瞬シリーズの特殊な使い方で「単属性と思わせて実は2属性」というサプライズデッキ使用法があります。
簡単に言うと、闇単だと思ったら瞬炎→火砕流→ぎゃぼー。というような動きを想定したデッキです。
1発で場の状況を一変させるカードを組み込めるとなかなか面白いと思います。



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【○○土偶】
[3(-)/500f] Summon
1/1 ゴーレムの召還
○属性+1


土偶シリーズです。
光属性を供給する土偶だけ「宇宙服の土偶」となっており、ほかの属性は色で表されます。

属性供給とともに、1/1のクリーチャーをもらえるという特典があります。
残念ながら、詠唱時間が500fなので、属性供給は次のターンになります。
たった+1属性ですが、比較的軽量で扱いやすい為、さまざまな目的で投入可能です。


まず、瞬シリーズと同じような目的に用いる場合。
この場合、序盤で召還しておくことで瞬シリーズのような「一発」狙いでなく
継続しての属性拘束が強いカードの使用が可能になります。
ただし、属性は+1ですので、瞬シリーズほどの属性爆発はできません。

1体出せれば良しと考えれば、3属性~4属性程度ののカードなら早い段階で安定詠唱が可能でしょう。
特に、4属性のカードの安定詠唱を求めたとき、土偶はかなりいい働きをしてくれます
できれば1ターン目に詠唱しておきたいところです。

次に、タッチ属性補助としての役割です。
非常に強引なやり方ですが、クリスタルをすべてメイン属性にし、タッチ属性は土偶のみ。
タッチ属性の使用カードは属性拘束が1つのもののみ。
というルールの下、2属性デッキを組んで動かしてみました。
うまくタッチ属性カードのバランスをとれば事故もなくスムーズに対戦が可能です。

単属性に一味ほしいと思ったときに試してみる価値はあるかもしれません。
また、「鉱+土偶」とやれば、原石よりも属性供給速度は上がります。
MPか?属性+テンポか?という選択肢にもなります。土偶の応用範囲はかなり広いです。


しかし、土偶にもデメリットがあります。
もっとも大きいのがクリーチャーであることです。
クリーチャーは相手へのダメージリソースと、こちらへのダメージ軽減を行うことができるユニットです。
そのため、ほとんどのデッキではクリーチャーが採用されます。
これは同時に、クリーチャー対策もほとんどのデッキで採用されているということを意味します。

というわけで、クリーチャーというユニットは除去されやすいユニットでもあります。
属性供給として土偶を採用した場合「除去されやすい」ことを常に念頭におく必要があるでしょう。




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【○○のゴーレム】
[5(-)/500f] Summon
3/1 or 2/2 or 1/3 ゴーレムの召還
後手 ○属性+2



土偶の上位種。
属性によって、Atk、HPが異なります。
炎、闇は3/1。風は2/2。水、光は1/3となっています。

後手はついているものの、供給属性値は+2。
クリーチャーサイズもそこそこあるので一見使いやすそうなカードです。

しかし、いざ使ってみるとなかなかの厄介者であります。
まず、コストです。
MPコストが5・・・・ということは、クリスタルは3枚配置されています。
基本クリスタルならば属性値はすでに3つまでたまっています。
属性値3→5にする為に1ターンの行動を消費するでしょうか?



微妙です。


クリッターや、緊急招集といった属性拘束が5もある鬼カードの為ならばやむなし。
特にクリッターとの相性はいいと思います。
ただし、それだけになってしまいます。

多属性の為・・・となったときも微妙です。
なぜなら、5MPたまっている頃はすでに中盤に差し掛かっている可能性があります。
中盤において、まだ属性値が十分でない状態はもともとテンポが遅い多属性には致命的にもなりえます。

また、炎、闇のゴーレムに関しては除去されやすいという問題点は後手がある分重くのしかかります。



ではどのようなときに採用しましょう?
ひとつは、先のクリッターのような例です。
多くの属性値を安定供給する必要があり、光、水属性(ゴーレムが壁になりやすい)である場合。

もしくは、多属性でありなおかつ両方の属性がいっぱい安定して必要な場合・・・・というはちゃめちゃデッキの場合です。
幽霊兵招集+赤国大統領といったコンボをするならば役に立つでしょう。


※一応蛇足として、ゴーレムは、リセット系との相性が抜群です。
ですので、ゴーレムといえばリセットといった図式が一般的ではないでしょうか。
もう少し属性拘束が強いバカみたいなカードが出れば違うかもしれませんね。


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以上で、属性ブーストについては終わります。
属性値コントロールは多属性になると特に意識する部分になると思います。

各種特殊クリスタルとブーストの組み合わせパターン数はものすごい数になるでしょう。
特性を理解したうえで組んで行きたいところです。




ブースト系カードの考察も、次で最後です。
次は特殊系カード・・・・・ぶっちゃけ、「結晶の知識」のみの特集です(にやり)

どっぷりと検証したいと思います。

でわでわ。

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コメント

闇単火砕流から良質の電波を検知しました。

投稿: 七誌 | 2006年10月20日 (金) 18時04分

あざーす!ww

そんなこと言われると光単火砕流デッキが紹介しずらくなるなぁ。
いや、しますけど。

投稿: itachi | 2006年10月21日 (土) 07時19分

今頃、見ました・・・・・・モアイどこ~

投稿: 風邪氏 | 2006年10月27日 (金) 23時22分

モアイ・・・・モアイ・・・・・
えーと一応属性ブーストの用途で使用されるケースは少ないと判断し、割愛したってことで許してください。お願いします。

投稿: itachi | 2006年10月29日 (日) 10時12分

Hutter called for by the enemy.

投稿: impulse wear | 2007年1月 6日 (土) 07時41分

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